第106回「燕三 鉄 木柄玉子焼」

第106回「燕三 鉄 木柄玉子焼」
今月のチャレンジャー
ヒヨコ

NHK「きょうの料理」で土井先生が作る『あさりのだし巻き卵』を見ていたら、先生の使用する銅製の玉子焼フライパンが無性に欲しくなりました。
しかし、銅製の物は、素人には扱いが難しく青サビが発生しやすいそう。うーん、でも欲しい。
プロ用のキッチン道具って、なぜあんなに素敵に見えるのでしょう。

金物の街として歴史のある新潟県燕市と三条市。「燕三」シリーズは、両市の名前を合わせて誕生した地場生産のハウスウェア。「鉄 木柄玉子焼」は、厚さ1.6mmの鉄材を使用した、ガスコンロ、IHクッキングヒーター対応のSGマーク(CH・IH適合)付き玉子焼用フライパンです。

第106回「燕三 鉄 木柄玉子焼」

銅製の玉子焼器が欲しくてたまりませんでしたが、ずぼらな私には手に負えないだろうと家族に止められ、悩んだ末、メイドインジャパンで鉄製の「燕三 鉄 木柄玉子焼(Amazonで1,891円)」を購入しました。しかし、届いて驚いたこの小ささ。9.5cm×15cmと横幅がクレジットカード類とほぼ同じサイズではありませんか。五徳に乗るか不安ですが、卵1個から卵焼きができるようなのでお弁当作りにはぴったりですね。

第106回「燕三 鉄 木柄玉子焼」

厚さ1.6mmの鉄板と握り心地の良い木製の持ち手。接合部も頑丈で凶器になりそうなほど丈夫。日本製で2000円を切るこの価格は非常にお値打ち。しかも、しっかりした箱に入っており、一人暮らしを初めた方にプレゼントしたら喜ばれそうな雰囲気です。しかし、残念な点が1つ。鉄の部分と木の持ち手部分の接合部にビニールが食い込んでおり取れない!!開封時にビニールで覆われていた訳ではないので、接合の過程で残ってしまったよう。美しい出来映えなだけに、その点が目立ってしまい残念でした。(その後、ビニールは引っ張っても食い込んでいて取れないので、結局火で焼ききりました)

第106回「燕三 鉄 木柄玉子焼」

洗剤でフライパンを洗い、早速、卵1個分の卵焼きを作ってみました。うーん、少々焦げるような。サイズ的には1個でも程よい大きさに出来て満足なのですが、フライ返しの幅が合わず、菜箸で巻いたのでフライパンで作るいつもの玉子焼より美しくない。『あちゃぁ、この鍋失敗?』とがっかりしていたところ、自分の大失態に気がつきました。
説明書を読むと、使い始めは「油ならし」するように書かれています。うっかりしてました。こちらは、シリコン塗装されているとはいえ、鉄製なので以前紹介した「山田工業所 打出片手中華鍋」同様『空焼き&油ならし』をしなければならなかった。しかも、鉄鍋は洗剤で洗ってはいけなかった!!

第106回「燕三 鉄 木柄玉子焼」

焦げを落とし『空焼き&油ならし』をし、もう一度玉子焼を焼いて見ました。するとなかなか良い感じに。卵1個が上手く巻けたので、続いてキノコの具入りで卵2個に挑戦。油が馴染んでいない枠の上部分に卵がややひっついてしまいましたが、フワフワの四角い玉子焼を作ることができました。サイズ的にはこの量がMAXかも。LL玉3個だと巻きにくいと感じました。

第106回「燕三 鉄 木柄玉子焼」

最後に、お手入れについて。取扱説明書によると使用後『水分が付着したままですと必ずサビます』と書かれていました。必ずって!!サビついたら嫌なので、洗った後は火にかけて水気を飛ばします。
使い始めに心配していた『五徳に乗るか』問題ですが、我が家ではギリギリ大丈夫でした。また、軽い鍋はコンロの温度センサー部分のバネが邪魔になり安定しないことがありますが、この鍋は380gあるのでその点は問題なかったです。

■第106回「燕三 鉄 木柄玉子焼」
今回の評価は…80
■結果

・卵1個でも形良く焼ける
・日本製でこの品質でこの価格はお値打ち
・「油ならし」は重要
・使用後は必ず空焚き
・お手入れにやや気を使う

■総評

銅製を諦め、鉄製を選びましたが結果満足です。毎日玉子焼きを作る人ならば銅製も良いかもしれませんが、やはり私の手には負えなかったと思いました。なぜならば、プロも愛用する「山田工業所 打出片手中華鍋」を使いこなせなかったという過去がありますから。プロ用は素人には難しいですよね。しかし、今回の「燕三 鉄 木柄玉子焼」は同じ鉄製ですが、非常に扱いやすかった。うっかり洗剤で洗い、1回目卵がこびり付いた時は泣きそうでしたが、サイズが小さいので『空焼き&油ならし』が楽々にできました。また焦げ付くようになってもお蔵入りせず、きっちりお手入れして使おうと思わせてくれました。
玉子焼については、今までのフライパンより格段上手にでき、最近は具材に変化をつけつつ2日に1回作っています。コツを掴み、鉄をかなり温めてから油を引いて(やや油は多めです)卵液を入れると驚くほどこびり付かずツルツルと玉子が滑り、菜箸でもキレイに巻けます。ただし、持ち手の接合部分の丸いポチッと出っ張った部分だけは、玉子がこびり付きます。ですから玉子焼きは手前から巻いていくのが本来の方法だと思いますが、手前から奥に巻くことによりこの問題も解決しました。
ヒヨコが購入した商品は、一番小さな9.5cm×15cmの物ですが大きなサイズもあります。卵2個以上で作られる方は大きい方をオススメします。

私も買いたい!!と思った方、→燕三 鉄 木柄玉子焼 18×18cm EM-8721 0753amからどうぞ。

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