第96回 京セラ「ロールシャープナー」

第96回 京セラ「ロールシャープナー」
今月のチャレンジャー
ヒヨコ

我が家の安物包丁の切れ味が最近悪いです。しかも2丁。
母親にそれを話すと『職人さんが1丁1000円で研いでくれ、素晴らしい切れ味に復活するわよ』とのこと。
でも、ヒヨコの包丁は安物なのです。はっきり言って、職人さんにお願いするレベルではない代物。やはり新しい包丁を買おうかな。

京セラ「ロールシャープナーRS-20-FP」は、金属ナイフ用の研ぎ器。包丁を本体のガイド溝に入れて、10回程度前後に動かすだけで荒研ぎと仕上げ研ぎが一度にできます。
水を使わず簡単に研げるから、研ぎくずで本体や手を汚す心配はなく、セラミックホイールが回転しながら研ぐので、砥石を使う様に 縦方向に研げます。

第96回 京セラ「ロールシャープナー」

結局「Henckels」の包丁をAmazonで購入したのですが、その時に『この商品を買った人はこんな商品も買っています』で表示されていた京セラの「ロールシャープナー」が気になり一緒に買ってしまいました。
写真のグレーの溝に包丁を入れ10回往復させるだけで切れ味が復活するらしく、原産国がフィンランドという国名にも惹かれ衝動買いです。ちなみにヒヨコがAmazonで購入した時は、送料無料&税込みで1691円でした。

第96回 京セラ「ロールシャープナー」

まず研ぐ前の状態です。トマトを切ろうとすると、包丁の切れ味が悪いのですんなり刃が入っていかず、トマトが潰れます。
また、リンゴを剥いていても、刃が切れなさすぎてすべって手を切りそうになることが度々あるほど。
ここまで切れない包丁が、10回シャープナーで刃を前後するだけで本当に切れるようになるのでしょうか?

第96回 京セラ「ロールシャープナー」

『なんということでしょう』
スムーズに包丁の刃がトマトに吸い込まれていきます。あぁ、ノンストレス。
肉眼では、刃の形状の良し悪しはわかりませんが、体感では、ほぼパーフェクトです。
今の自分ならば、テレビコーマーシャルのおじさんのように『奥さん見て見て』とスパスパなんでも切っちゃいそうです。いやあ、切れる包丁って気持ちいい。

第96回 京セラ「ロールシャープナー」

包丁復活劇にかなり浮かれていたら、家族が『わしもその感動を体験させろ』とやってきました。
我が家の包丁の数を考えると、残りはワンチャンス。ヒヨコ的には、もう一度この感動を味わいたいのですが、家族に譲ることとします。
6年前にIKEAで800円ほどで購入した激安ペティナイフ。この包丁も復活するのでしょうか?

第96回 京セラ「ロールシャープナー」

『Wow!!』。家族は純日本人ですが、トマトに刃を当てた瞬間、感動の『ワオ』が出ました。
やはり同じように浮かれています。ちなみに右が研ぐ前、左が研いだ後。
1丁目同様、研ぐ前に切ったトマトは上の部分が潰れています。が、研いだ後の切り口は美しい。いやあ、実に満足です。
その後、ハサミもいけるかな?と、挑戦してみましたが、溝に入らずできませんでした。うーん、もっと色々研いで回りたい~!!

■第96回 京セラ「ロールシャープナー」
今回の評価は…82
■結果

・10回包丁を前後するだけで劇的に切れ味が復活する
・研ぎ石と比べ、簡単に誰でも研げる
・ステレンレス・ハガネ製両刃包丁専用でチタン製などは使用不可
・切れ味は長くは続かない
・高級な包丁ならば、研ぎ屋さんに出すことをすすめる

■総評

使い方は本当に簡単です。
まず、ロールシャープナーをしっかりした平らな平面上に置き、上から押さえて固定します。
そして、ナイフをセラミックホイールのすき間に入れて、軽く力をかけながら10回程度前後に動かすだけ。
研ぎ上がり後、ナイフを水洗いしたら終了です。時間的には5分かからない程度。これで嘘みたいにスパスパ良く切れる包丁に戻ります。
初め使用した時は、包丁が溝にきっちりハマらないので、『これで本当にいいのか?』と思いましたが、溝に挟まれてるなという感覚で大丈夫なようです。

満足、満足と思っていましたが、その後、1週間ほどで切れ味が落ちてきました。
職人さんに研いでもらう場合はもっと切れ味が続くようなので、やはり簡易的な研ぎ器と割り切った方が良さそうです。
しかし、ロールシャープナーで包丁を研ぐ行為は簡単で面倒ではないので、ヒヨコのように安物の包丁をお使いの方には、お勧めします。
ただし、そこそこ値の張る包丁をお使いの方は、やはりプロにお願いして研いでもらった方が良いと思います。

こちらの商品は、ステレンレス・ハガネ製両刃包丁専用。
セラミック包丁・チタン製包丁、片刃包丁、波刃包丁は研げません。セラミック包丁などをお使いの方は、間違って買ってしまわないようお気をつけ下さい。
ということで、以前ツーハン生活で紹介した超オススメの「Verdun パンスライサー」は、波刃形状なので使えません。
まだ現役でパンをスパスパ切ってくれるから問題ないのですが、切れ味が悪くなったらどうしようかなあ。
というか、今Amazonを見たら、「Verdun パンスライサー」が中国製になっている!!ヒヨコが購入した6年前は日本製だったのに!!
時代は流れますね。

その後、「ロールシャープナー」と一緒に購入した「Henckels」の包丁をおろしてみました。日本製で2200円というお手軽価格なのに、ものすごい切れ味。やはり、いくらロールシャープナーで切れ味が復活したとはいえ、新品には全くかなわないですね。

 

私も買いたい!!と思った方、こちらで購入できます。

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