第88回 山田工業所「打出片手中華鍋」

第88回 山田工業所「打出片手中華鍋」
今月のチャレンジャー
ヒヨコ

『お値段以上ニ●リ』で購入した我が家の中華鍋。テフロン加工が剥げはじめ、最近やたら焦げ付きます。しかも、持ち手もグラグラ。
5年も愛用したからそろそろ買い替えね。と考えていたところ、某番組で『打ち出し中華鍋王』の鍋を紹介していました。
『なんと素晴らしい日本の物作り。これは欲しい!!』。番組終了後、すぐさま注文でっす!!

横浜中華街を中心としたプロの料理人から高い信頼を誇る山田工業所。
「打出中華鍋」は一枚の鉄板を何度も叩いて鍋の形に成形するから、鉄の密度が高く凝縮され油なじみが良いと評判です。
また、鍋には厚い部分と薄い部分があり、火が当たる部分は素早く熱が伝わる様に薄く加工されています。

第88回 山田工業所「打出片手中華鍋」

「山田工業所」の中華鍋は種類が豊富。まず、サイズ選びに困りました。
今まで使用していた物と同じ位のサイズ、「30cm」をチョイスしましたが、悩んだのが厚さ。
「1.0mm」、「1.2mm」、「1.6mm」とあるのですが、よくわからないので真ん中の「1.2mm」をチョイス。
お値段はAmazonで3150円でした。ちなみに重さは約970g。今まで使用していた物の約1.5倍。300gも重いです。

第88回 山田工業所「打出片手中華鍋」

この中華鍋、届いてすぐには使用できません。
面倒ですが、『空焼き』という作業をしなくてはなりません。
では、「山田工業所」のホームページを見ながら行ってみましょう。

まず、換気扇を回します。そして、鍋をコンロに置き、材料は入れずに火にかけます。しばらくすると煙が上がり、薬品のような匂いがします。また、鍋の色も写真のように灰色から黒色に変わります。

第88回 山田工業所「打出片手中華鍋」

さらに火を入れ続けると、黒色が再び灰色に変わります。全部色が変わったら空焼き終了。
ここまでで、約40分かかりました。
真夏だったらこの作業、かなりしんどい。この作業はぜひ、涼しい季節に行いましょう。
持ち手付近もやらなくてはいけないのですが、持ち手も金属のためかなり高温になります。
火傷しないようにタオルなど巻き、気をつけて下さい。

第88回 山田工業所「打出片手中華鍋」

鍋の熱が冷めたら、お湯で洗いましょう。洗剤は使用して良いようですがスチールだわしはNGです。
洗い終えて、布巾で拭くと写真のように赤サビが付着しました。もう一度、洗っても付着。
HPに『鉄に高熱を与えた為、赤サビが出る場合がありますがご使用には影響ありません』と書かれているので、不安ですが、このサビは無視することに。

最後に、鍋に油を多めに引き、くず野菜を炒め、再び水洗いし、油を塗ったら完成です。作業し始めて約1時間半。
ここまで長かったが、青光りする中華鍋が愛おしいです!!

第88回 山田工業所「打出片手中華鍋」

翌日、可愛い我が鍋でチャーハンを作るが、悲しいことに!!
肉と野菜を炒めたまでは良かったのですが、中華の万能調味料「味覇」を入れたあたりから焦げ始め、ご飯を入れる頃には、無惨なことに。
ひどい焦げ付きようでした。ショックのあまり写真を撮るのを忘れるほど。

写真は洗ったあとの物ですが、焦げ付きはなかなか取れず。中央部分は良い塩梅に青光りしてツルツルのままなのですがね。。。

どうやら、この黒い焦げはそのままだと、また焦げの原因に。
再びヤスリで磨き、また一から空焼き作業をして「酸化皮膜」なる焦げない膜を作らなくてはいけないようです。
『はぁぁぁぁぁ』、深いため息をつくヒヨコでした。

■第88回 山田工業所「打出片手中華鍋」
今回の評価は…42
■結果

・購入後すぐには使えない
・空焼き作業が面倒
・ちゃんと使えば一生もの
・女性が鍋をふるにはやや重いかも
・持ち手が熱くなるので注意
・赤サビ発生

■総評

苦労して空焼きしたにもかかわらず、焦げついてしまったので悲しみのこの点数です。
Amazonの口コミを見るとみなさん問題なく使用しているようなので、多分ヒヨコの使い方がきっと悪かったのでしょう。
ある人のブログには、空焼き直後は、野菜炒めなどを作り、焼きそばやチャーハンは焦げやすいからいきなり作らない方が良いと書かれていました。『くぅ~、先に読んでおけば良かった(涙)』。

中華鍋王が作る鍋の行程をテレビで見て、さすが日本の物作りと感心して購入しましたが、なかなか素人には扱い辛い中華鍋でした。
重さがあるので、女性が鍋をふるにはかなり筋力が必要になります。
また、持ち手がやや太め。熱くなるので、常にタオルを巻いておくか、ミトンをはめながらの作業となるので、持ち手がさらに太くなり、手の小さな女性はここでも苦戦するかもしれませんね。

しかし、空焼き作業を再びするかと思うと気が滅入ります。
肌寒い季節とはいえ、ガス台の前に1時間以上立ちっぱなしはキツい。
この鍋を購入したのが、真夏じゃなくて良かった。真夏だったら、熱中症で倒れていたかもしれません。でも、夏に焦げ付いたら。。。考えただけで恐ろしいです。

使用してみて、これはプロの道具だとつくづく感じました。
日本製のプロの道具が3000円ちょっと(Amazon価格)、このお値段は安いと思います。
きっと、料理好きの男性はこういうこだわりの鍋を空焼きから育てるとはまりそうですね。
彼や旦那様、お父様にプレゼントすると喜ばれるかもしれません。気が早いですが、クリスマスプレゼント候補にどうぞ!!

私も買いたい!!と思った方、こちらで購入できます。
http://astore.amazon.co.jp/quunnet-22/detail/B001T1BG0C

Backnumber