オリジナル梅酒を造ろう!
(4)こだわりの味を追求する
いよいよ私たちのプロデュースする梅酒づくりが始まりました。
2007年の九州訪問で、プロの生産メーカー(蔵元さん)が力を貸してくれることになりました。
あとは、私たちが理想とする梅酒をひとつずつ形にしていく作業になったのです。
九州から戻り、私たちはすぐに活動を始めました。
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もう一度、理想の梅酒について考えてみませんか?
梅酒に限らず人の好みはそれぞれなので、コンセプトを整理して進めないといけないんじゃないかと思うんですよ。
もちろん、その通り! 何から決めていこうか?
うーん...。まずは何といっても『味』。
あの蔵元さんにお願いするのだから「大人が愉しめる味」は、こちらがきちんと伝えたら再現してくれるはずです。
そして、パッケージ。ボトルやキャップからラベルデザイン、ネーミングまで、やることは沢山ありますよ。
蔵元さんも言われていたけど、お酒を造り販売するためには、酒税や表記、成分まで細かく決められているんですよね。
味は蔵元さんにお任せする部分が多いけど、パッケージは私たちが進めないといけないですね。
そうだね。それに加えてコストも決めないといけない。
梅酒って通常どのくらいの金額で売られているか知ってる?
・・・安かったような気がします...。1,500円とか1,800円とか...。
ピンからキリまであるけど、まぁ、いいセンかな。
でも我々が造る梅酒は、本数限定だし、こだわる分だけコストも懸かる。
儲からないのはしょうがないけど、赤字にしたら意味がないし...。難しいところだなぁ。
やることが山積みだ! ということは分かりました。
まずはできるところから進めましょう!
私たちの梅酒が追求する味は・・・
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蔵元さんに話した「甘すぎず、長期熟成でコクがあって、アルコール度数もやや高めで、漢方っぽくなく、硬派な男がかっこ良く飲める」梅酒はできないけど、あそこにお願いするんだから『モルト』っぽい梅酒はできると思うんだよね。
コンセプトは「モルトっぽい梅酒」。
アルコール度数が高めで、樽で漬けた原酒を使い、シェリー酒の風味があり、甘すぎない味・・・ってとこでしょうか?
そうだね。蔵元さんにお願いをして、サンプルを造ってもらおう。何パターンかを試して絞っていけばいいよ。
さっそく、お願いしてみます!
数週間が経過し、蔵元から梅酒サンプルが届きました。
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最初に届いた梅酒は、黒糖で甘みをつけたものだそうです。少し底に澱がありますね。
味は・・・悪くはないけど、何かちょっと違うような...。
シェリーの香りと梅の香り、黒糖の甘みが喧嘩してる感じだね。
あまり美味しくないなぁ...。
もう一度、お願いしてみます。
さらに 数週間が経過し、蔵元から梅酒サンプルが届きました。
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A、B、C、それぞれ甘みや風味、コクなどに差がありますね。
B・・・が理想の味に近いかな? これをロックにしたり、ソーダで割ったりして風味を確かめていけばいいよ。
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Bが近い! これにもうちょっとだけ梅の香りと甘みがつけば、イケル!!
いい感じになってきたね。さて、次はネーミングとパッケージだ。
Quun(キューン)の力の見せ所だよ!
お任せください! 味に負けないこだわりを付けますよ!!
続く>>